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2016年10月9日 第24回日本山岳耐久レース ギリギリ完走備忘録

2年ぶりのハセツネでしたが2016年のハセツネは撃沈しました。

結果は13時間55分22秒

ギリ13時間台・・・

何故こんなことになったのか・・・

大会前日はPm8時に寝て朝は4時30分に起きた。
8時間以上寝るなんて久しぶりだ。

5時15分出発
朝は朝ご飯のおにぎり2個と昼に食べるカップラーメンとおにぎり2個買って あきる野市に向かいました。
6時45分に到着
天気は雨~

どうせ直ぐに止むだろうと思っていたが8時には止むどころか超降って来た。
まさか今日は雨なのか?

今までレース中に雨に降られた事無いので今回も雨なんて降られないだろうと思って雨の支度は何にもしていない。
9時になっても本降りなのでノースフェイスのゴアテックス、防水靴下 を持ってこなかった、って言うか天気予報を見なかった事を後悔した。

とりあえず9時30分になり受付をしに会場に行きました。
寒くなった時用の手袋1000円と変えの靴下1500円を衝動買いしてしまいました。

手袋は正解だった。安くてかっこいい。
靴下は一応履き替えたケドどっちでも良かった。

10時には雨も上がって一安心。

これからちょっと忙しい。
1時間でテーピングと昼ごはんを胃に押し込まなければならない。
おにぎりだけじゃ食べずらいケド、カップラーメンがあれば+おにぎり2個が食べられちゃう。
スタートまでに「1本満足」とポカリ1リットルを消費してエネルギーと水分は入るだけ入れた。

ウエアに着替える。
あれ?まさか?いや、そんな事は無い・・・
車中探した。
荷物を全部出した。

やっぱり無い!ノースフェイスのパンツが・・・・

パンツ忘れた~。

ナイキのハーフパンツを履いてみる。

上下がチグハグでみっともない。
上はシュッとしているが下がダボダボ・・・

仲間にその旨を伝えたら・・・なんともう1枚あるから貸してくれるとの事。ありがとう~。

そんな訳でいつものノースフェイスセットですが、パンツだけが青になりました。

image (7)


貸してくれたのは乱猿のトレランの先生 吉村さん
image (9)

開会式とエアロビの準備体操
そしてPM1時に2016年のハセツネがスタートしました。

今年は行ける気がしていた・・・が大間違いであった。

今熊神社の登りでは超息が上がる。
入山峠では疲れている割に2年まえよりタイムが遅い。

この辺りで異変に気づく。

入山峠からが最悪なハセツネの始まりだった・・・

登りは直ぐ息が上がってしまう。
歩幅も広がらず少しずつ前に離される。

確かに周りの選手達はSUB11を狙うためペースが速い。
ペースは上がらないが渋滞の原因になりたくないので限界ギリギリでついて行く。

でも無理。ガンガン道を譲る。

市道山から醍醐丸の区間は強烈な睡魔に襲われた。
フラッフラ状態。
流石にまだ10kmソコソコで寝ている奴なんか絶対居ない。
疲れているのか?いや、まだ11kmしか走っていない。こんな所で眠くなる程の疲れは流石に無い。
じゃあ糖が足らないのか?スタート前にポカリをガッツリ飲んだしタブレットも食べた。コレも違う。

ホントは最初から分かっていた。
あきる野市に向かう時、着いてからも眠かった。

原因は木曜日、金曜日の睡眠不足である。

3直勤務で金曜日は3時間しか寝ていない。(眠れない)土曜日に至っては0時間。
土曜日朝仕事が終わって昼間はフラフラだったが、今寝てしまったら夜眠れなくなってしまうと思って我慢した。
タロ吉の駅伝の応援で3kmダッシュもチョット効いた・・・。

土曜の夜は8時間以上寝れば大丈夫かな?と甘い考えをしていたが、3直の疲れと金曜日と土曜日の寝不足は1日ゆっくり寝ただけじゃ取れなかった。
完全に調整不良。
それと天気予報もチェックしないし、何といってもウエアを忘れるなんて最悪。準備不足。

ハセツネ3回走っただけなのに、分かった気になっていたようだ。

ハセツネをなめるな!

当然の結果です。

登りは直ぐ息が上がるし、馬力が出ない。
いつもの半分の馬力しか出ない感じでフラットの所でも体の力が入らないので心拍を上げるまでのペースを、上げる事ができない。
歩くと強烈な睡魔に襲われるし・・・。

おまけはファイントラックとノースのウエア、ザックも防水加工を施したが、これが効き過ぎてしまって体の熱気が発散されずウエア内は蒸し風呂状態。

力が出ない上に体の温度調整ができない最悪の状態でした。

三国峠あたりでハリ天さんに抜かれた。
いつもとウエアが違ったので一瞬分からなかったがザックを見て分かった。

始めてゆっくりお話させていただきました。

浅間峠ではハリマネさんに2ショット写真を撮っていただきました。
多分次にお会いするのは「古河はなももマラソン」ですね。

ハリ天さんと並走している時は気がまぎれて楽しかった(もちろん走れませんが・・・)
ハリ天さんにも置いて行かれその後は、また辛い時間が始まりました。

25km辺りで暗くなってしまったのでライト装着。

(ココからゴールまでは真っ暗な山の中をライトのみで走ります)

三頭山の登りも最悪でした。200m程登ったら疲れて足が出なくなってしまうので道を外れて小休止。
小休止を繰り返し何とか最高地点1527mをクリアした。


このままのペースで行くと15時間を超える可能性がある。三頭山を登っている時は月夜見でリタイアも考えた。
以下理由
・行動食は11時間分しか持っていない。動けなくなったら最悪。
・飲み物の量にも不安がある。
・予備電池が無い。山でライトが無くなったら身動きが一切できなくなってしまう。

ハイドレーションのメダリストが濃すぎてキツイのもリタイヤの気持ちを後押ししました。
タブレットも同じ様な味がするし。

水が飲みたい!ただの水が飲みたい!そしてリタイヤしたい。

山頂では大休止。10分以上ブルーシートに滞在していました。
「もう走りたくな~い!」 
横になって何十人の選手を見送る。
ココに居たって何も始まらない。
止めるにもとにかく月夜見に行かなくては・・・。

下りは何とか走れるが、やっぱり登りは全く走れない。

三頭山までは登り基調であるが、月夜見間での下りはちょっと走れる区間。
下りは力は要らないのでタンタンと走れる。
下りを走っているうちに、なんか行けそうな気がしてきた。

ロードに一回出てトレイルに戻される。
月夜見が待ち遠しいので、このトレイルは長~く感じる。

最後のロードに出た!
以外にも元気に走れている。

7時間47分で到着。

メダリストは飲みきれなくて350mlは捨てた。
貴重な水でハイドレーションを濯ぐ。

水を1.5L貰った。

ここは長居する気で靴を脱いでブルーシートにゴローンってした。
そんな事してるの俺くらい(笑)

コーラ!途中何度も飲もうかと考えたが我慢した。

いよいよ美味しく戴く。
「うま~い!」

ブラックサンダー片手にコーラ。
幸せ・・・。

image (11)


ジェルの入れ替えやら、これからの道中くたばらない様に残りのエネルギーを整理する。

アミノバイタルはあと2本。
一本はココで消費し、もう一本は金比羅の原動力とする為そこまで取って置く。
ジェルは3回戦分。

御前山、大岳山、日の出山で採る事にした。

隣に何人も選手が来て再スタートしていくのを見送った。

これからはドンドン気温が下がるので寒さ対策は買ったばかりの手袋。そしてどうでも良かったが靴下を履き替えた。
20分位居たかな?

第2CPの月夜見を通過時点で足が何とも無いのは初めて!
そりゃそうだ。攻めた走りしてないし、登りは全て歩きだし(笑)

第2CP出た後の下りも始めてスイスイ下りました。

ココから更に登りが登れなくなってきます。
そして強烈な睡魔が襲ってきます。

御前山では1分の睡眠を3回くらいした。
小休止は何十回したか分からない。

もう全く急いでないので、遠慮なく休む。
先を行く選手を何十人も見届ける。
ガツガツしていない ハセツネもたまには良いな~って思った。

休むと多少復活するが、直ぐ力が入らなくなる。

足はまだ余力はあるのだが、どうしても馬力が出ない。

もう這うように御前山山頂!
速攻ベンチに横になってちょっとウトウト。何分休んだか分からないがチョット寒くなったので心底冷える前に大ダワを目指す。

下り基調。下りならばちょっとは走れる。
フラットになると全くダメ。走れない・・・。

第2CPで補給した水も大分無くなって来た。
いつもなら走るのに夢中で水の心配なんかしない所だが、休みが多いし、歩きが多いのでどうしても飲んでしまう。

大ダワでタブレットを補給.。
大岳山を越えるの為の水がギリギリだ。

相変わらず長かった大岳山までの道のり・・・

山の中はたまに雨が降っているようだが気にはならない。
動いているので寒さは全く無い。
むしろ火照って暑くて風が気持ちよくも感じる。

しかし、ベンチで寝ている人達が 「寒!」 って起きるのを何人も見ているので、今暑いからと言ってそのまま寝たらダメだと思っていた。

途中、眠くて真っ直ぐ歩けなくなってしまったのでチョットでも風を凌げる岩陰でウィンドブレーカーを出してフードを頭までずっぽりかぶりながら寝た。
結構良いポジションが見つかり コリャ良いな って思って寝ていると、木からたまに落ちてくる大きな雨粒で起こされる。
その時はホントに「寝てんじゃねえよ!早く行けよ!」って言われているような錯覚で直ぐに走り始めた。

そんな事を2回繰り返した。

モチロン大岳山の山頂でも大休止。

みんな「水場~!」って気合入れて再スタートして行く。

私もこの後にある水場での給水はどんなに急いでいても必ず補給します。

ホント命の水って感じでゴクゴク飲むと楽になる。
今日は500ml飲んだ。やっぱりうまかった。

第3CPは一番元気なCPだが少々立ち寄り難い。
「ナイスラン!ナイスラン!頑張って~!」って言われるから行くしかないでしょ。

御岳神社の水場でも給水。

ここからは大好きな区間の温泉街
真っ暗な山の中から「現実世界に戻ってきた~」って感じが良い!

最後の山「日の出山」に向かう。

ココに来て馬力の代わりに気力が出てきた。

でも、日の出山の登りで その気力を使うのはまだ早い。

使うのはモチロン金比羅尾根でしょ。

歩いて日の出山山頂に到着。

夜景を見ながら最後のエネルギーを補給。

残り11km!
走る気マンマンで階段を下り始めた。

今まで足をほとんど使っていないのでペースはガンガン上げられるが残り5kmをMAXで行く為に登りは8割のパワーで走る。
登りは少し歩き下りはガンガン!

ドンドン前に追い付く、道を譲って貰いガンガン走る。

残り5kmの看板を通過。

MAX!登りも下りもガンガン攻める。

前に追い付いてはチギリ!追い付いてはチギリ!で金比羅尾根を満喫。

残り3kmでしっかり走れている方に追い付いた。
その方は前に人が居て行くに行けない状態だったが、私が来て前の人をパス。私もついて行く。
しばらく走って「前どうぞ。」と言われた。が、しかし、その方のフクラハギ見たら超ししゃも足。
相当な走力があるのは分かる。
ハセツネは、もう12回も完走していてSUB11ランナーだそうです。
前に出ても張り付かれるのは目に見えてるので付いて行かせて貰う事にした。

2人でガンガン攻めてチギリまくり。

最後のロードもダッシュ!2人とも楽しくなっちゃって最後までチギリまくって同時ゴール!

全く走れなかった2016年のハセツネでしたが、最後は元気に走れた!
終わりよければ全て良し!・・・か?

いや、除村さんとの約束で「出し切る!」すいません。出し切れませんでした。
出したかったのですが、体に力が入らずペースを上げる事ができませんでした。

正直言ってフルマラソンを走った位の疲れしか有りません。

ハセツネの難しさを痛感したレースとなりました。

image (15)

今年も小学校4年生の娘がお守りを作ってくれました。
P1010137.jpg


1.jpg

image (5)

image (3)

次の日・・・
流石に無理はしていなくても71.5kmの筋肉痛はゼロじゃなかったが走れそうなので金山に走りに行きました。
絶対ハセツネの時よりも走れている。
筋肉痛は序盤で馴染んで無痛となり普通に楽しいトレランになってしまいました。
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プロフィール

乱猿

Author:乱猿
群馬県太田市在住で2017年で40歳
【走る事】【陸上競技】に 全く興味も
経験も無かったオッサンが2011年より
突然走る事に目覚め 更には
トレイルランニングにも手を出す始末。
ハセツネSUB12→SUB11を目標に日々トレーニング。

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