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2018年上州武尊スカイビュートレイル120km 完走記

2018年9月23日上州武尊スカイビュートレイル120km 制限時間35時間

IMG_02322018年スカイビュートレイル120km

川場村山田昇メモリアルカップ、上州武尊武尊スカイビューウルトラトレイル、山田昇杯、YNMC、こんなに呼び名が変わる大会はあんまりないよね(笑)
120kmに出場してきました。

大会を迎えるにあたり1か月前に試走にも行きました。
試走したのは後半の50km。
天気も良くて暑い&不調ではありましたが、吉村さんにペースダウンしてもらいコースを廻りました。
水は基本沢の水を補給しながら走りましたが、残りの20km浅松山からゴール区間で熱中症になり雨恋山では完全にダウン。最後の下りで脇を流れる雨水をすすり命からがら帰ってきました。
そんな最悪の試走のおかげで悪いイメージしかわかないスカイビュートレイルに挑むことになってしまいました。

準備
スカイビュートレイル120kmは前日受付。群馬県で開催なのに高速乗っても家から1時間30分もかかってしまうため前泊する事にしました。
予約したのは会場から車で6分位の「花紀行」9400円/人 落ち着いた雰囲気で良いお宿でした。
ジェルはA5のオグナほたかスキー場のDPまでに6個準備←4個消費
A5からゴールまでも4個消費
ここでジョミは1個消費
アミノバイタルは3本持って行ったが使わず
熱中サプリは1個だけしか食べなかった。
飲み物は麦茶を500mlオスプレーのボトル×2
エイドでは常に満タンにしていたが500mlは常に満タンであった。

大会前の1週間は疲労抜きに徹しました。
どんな大会の時もギリギリまでガッツリ練習しちゃうけど、今回はスカイビュー120km。
疲労なんか残ってたら完走できないので、走ってもJOG、へたに走りだしてスイッチが入っても困るので走らないようにしました。

後半試走しただけでスカイビュー120kmのヤバさが分かったので、初めて断酒、断カフェインもしました。
大会1週間まえの勤務は残念ながら疲れの取れない遅番。
対策として帰宅後は風呂入って寝る。これだけ。
これは良かった。いつも帰宅後はグダグダして寝るのが遅くなり睡眠時間は4時間位だったのが、am3時に睡眠、am11時起床と毎日8時間位寝られたし、ビールも飲まないので次の日は体調も良く疲れは全く溜まりませんでした。

そして22日金曜日にも休暇を取ってしっかり体調も装備の準備も万全で大会を迎える事ができたと思ったら、前日風呂場からタオルを取ろうと体を伸ばした所滑って転倒。
なんでそうなったのか分からないが風呂の扉と床の間に右の親指が入り込む感じになりお親指の爪がめくれる感じになり負傷。直後は血も出てかなり痛かったが、大会当日には痛みは大分引いて走りへの影響は有りませんでした。

23日土曜日
11時41分着の電車で吉村さんがJR足利駅に到着。ピックアップして川場に向かいました。
1時間30分位で到着

前日受付は体育館。
担当してくれたおじさんが慣れて無さ過ぎて、何が必携品か把握してない(笑)
逆にこちらが教える。
ライト2個と予備電池、防寒着、ゴア相当の雨具上下、免許証コピー、保険証、エマージェンシーブランケット、ポイズンリムーバ、熊鈴(新子さんに貰ったやつ)、スマホ、コップ。
2018年スカイビュートレイル120kmIMG_0119

14時から開会式とブリーフィングは300人位が入れるホールで行われました。
どん帳が上がるとビシッとスーツ着た偉そうな方々が登場。
総会?討論会でも始まるのではないかと思うような雰囲気はトレイルランイングの大会では今までに無い感じのキッチリとした開会式でした。

2018年スカイビュートレイル120kmIMG_0121


開会式からブリーフィングまで長!
RACE COMMITTEE DIRECTORの横山峰弘さんがコースの紹介をしてくれました。
一通りの説明が終わり質問Time
2018年スカイビュートレイル120kmIMG_0122

人柄がでますね。
横山さんは一つひとつの質問に丁寧に対応されてました。
「今年はハチはいますか?」
ハチはいらっしゃらないと思います。
こんなツマラナイ質問にも・・・
「ヒルに噛まれたらどうすればいいですか?」
・・・・どうなの?ブリーフィングで、横山さんに聞く質問?
バナナはおやつに入りますか?的なノリ?

2018年スカイビュートレイル120kmIMG_0123

最後のおじさんの質問には参った。
「A3の宝台樹スキー場での必携品チェックは何をチェックしますか?」
おじさん・・・なんて質問するんだ・・・
300円のおやつの中身は確認しますか?的な?

おじさんは続く
「雨具のズボンは持たない人もいるじゃないですか~」
はい!おじさん雨具のズボンを携帯するつもり無し!

このおじさん必携品の意味を分かってない。
こんな質問してる時点で参加資格ないよ~。

横山さんも「レース中にはライトしか確認しませんが、必携品は身を守る為にもお持ちください。」当たり前すぎて話にならない。

これ以上しょうも無い質問を聞いていても、何の参考にもならないので会場をあとにしました。

森さんとお会いでき明日の完走を誓い合いました。

宿に向かいます。
その前にデイリーヤマザキで明日用の麦茶と宿で飲む分のダカラを購入。
会場から6分で宿に到着。

こんな所に?民家の庭を通って石階段を上ると日本旅館の情緒ある良い感じの玄関。
ロビーは和洋のモダンできれいで落ち着いた雰囲気。
IMG_01292018年スカイビュートレイル120km

部屋はテレビ以外とテーブル以外何も無い(笑)
テーブルも要らないけどね。

PM6時のご飯までにお風呂と明日の準備をしたい。
ザックに必携品とジェルを詰め込み。
前泊トレランあるある。
仲間とのザックの重さ比べ、どっちが重い論争。
IMG_01262018年スカイビュートレイル120km

風呂であった吉村さんのお仲間 小島さん
なんと今年1位でした。

晩ごはんは魚やナス、豆腐、刺身こんにゃく、茶わん蒸し等々
ご飯1杯お替りしたケドお腹いっぱい過ぎて残しになるかと思うほどの品目でした。
IMG_01282018年スカイビュートレイル120km

7時を過ぎ
明日は2時30分に起きなくてはならないので歯を磨いて寝る準備をしました。
7時30分。眠い!丁度いい感じの眠さ。今なら速攻寝れそう!
出発が早いので料金も先に済ませに行くが8時に用意すると、宿のおやじ。

8時になり9400円をお支払いして、ようやく寝られます。
BESTタイミングは逃したが、30分もせずに就寝・・・
3時間後にトイレ!
ウォーターローディングなんて思って水分取り過ぎた。
眠れないかと思ったら30分位で寝れた。

いつも違う環境では寝つきが悪く寝られないのだが普通に寝れた。

目覚ましかけ忘れて2時40分に起床
寝起きは良いので速攻歯磨きしてテーピング
2時50分には朝ごはんTime
晩ごはんの時座ったテーブルにはおにぎり、バナナ、味噌汁、かぼちゃ。そして栗!
栗は剥きづらいよ(笑)

3時過ぎには会場に向かいました。
駐車場は小学校駐車場がまだ空いていて止められましたが、もっと遅かったら信号反対側の駐車場になってしまうところでした。

4時30分
デポ用の荷物を体育館に預けて準備はOK!
肌寒くウィンドシェルはスタート時には着ましたが、直前で脱いであとはザックで眠っていました。

スタート時は最前列で写真撮影
天野さんと話したり吉村さんの仲間の方を紹介いただいたりしてたら いつの間にか5時!
IMG_01342018年スカイビュートレイル120km

スタート!
トップ選手たちに並び最前列スタートしまし7位で通過!
最前列ペース速すぎ!
邪魔にならないようにバック、バック。
リザルトみたらこの後順位を激落としていたので恥ずかしかった。
7位⇒50位
ちなみにスタートを8位と23位で通過した方お二人がチャンピオンとなりました。
そんな速い方々より前からのスタートでお邪魔をしてしまったかもしれません。
すいません。

スタート→A1(約1時間30分)
何気に天野さんとは5年以上の付き合い(笑)
ロングレースが強くてとても戦略を参考にさせて貰っている選手です。
二人で「ペース速過ぎるよね」なんて良いながら無理ない程度に走りました。
トレイルは混雑はしていたが、全くストレスは無かった。

A1川場スキー場第4駐車場に到着
12.7km地点
1時間30分 50位
7位からスタートしたのにいきなり43位落とし(笑)
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ボトルは少ししか減ってなかったので無補給。
クリームパンとぶどう3粒ほど立ち止まって「うまい。うまい。」なんて言って食べてたら
吉村さんの姿は影も形も無くなってしまった。
ここまで微妙に背中が見えていたのだが一瞬にして見えなくなってしまった(笑)

A1→A2
ここからは武尊山の西にある2000m級の剣ヶ峰を超えるパート
IMG_01422018年スカイビュートレイル120km

山頂だと思ったら山頂じゃなくてやっとのことで本当の山頂!
剣ヶ峰山頂はガス薄く良い眺望でした。
まだまだ序盤なのだが、ゆっくりしている場合ではないので山頂もスルー。

A2の宝台樹スキー場までは下りだが、まだまだ序盤なのであまり飛ばし過ぎると後で痛い目をみるのは分かってる。
走れる下りでもないので怪我し無いように脚に負担をかけないように慎重に下る。
IMG_02352018年スカイビュートレイル120km

途中で名前を呼ばれました。
同じ会社の松嶋さん!
どこかでサポートしてくれているのは知っていましたが、こんな序盤で合えるとは。
応援ありがとうございました。

武尊山周りは泥沼が多く点在していたがスピードレースしているわけではないので、なるべく汚れないように、前者が走った足跡をたどって走りました。

A2宝台樹スキー場が見えてきた!
懐かしい!2年ぶり!スキー場の激下りを下ってA2に到着
IMG_02362018年スカイビュートレイル120km

A2宝台樹スキー場
28.9km
ここではライトのチェックを行います。
ライト2個ともOK!予備電池も持ってたけどいいって。

固形物を持っていなかったので、パンと温かいうどん?をいただいた。
ここまでジェルも2個食べた気がする。
OUTは4時間22分 53位
トイレ行ったりしてたらちょっと遅くなった。
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IMG_01502018年スカイビュートレイル120km

さて、スカイビュー名物のゲレンデ逆走だ。
下から見て蟻のようにランナーがつながっている(笑)
その中の1匹となり、必死に上がる。

バーティカルのように必死に上がるわけじゃないので、無理ない自分のペースでタンタンと上がるのは以外に嫌いじゃない(笑)

ここは登ったことがあるので懐かしさも上がるキツさを和らげてくれたと思う。
登りきったら下りがあるのがスキー場。

スキー場の下りは練習しようが無いので、どうすれば足に負担がかからないか試行錯誤の下りダッシュ。
周りのペースに置いて行かれない程度のスピードを維持する事に意識して走りました。

ここからキャンプ場周辺を走るが、すれ違い区間でもある。

向こうは下り、こっちは登り。
これから宝台樹スキー場に向かう120kmのランナーに励まし、励まされながら走りました。
知ってる人は居ないかな?なんて探しながらのランは楽しかった。

そして今大会最大の武尊山に向かうルートへ案内される・・・
武尊山はもう無心で登るのが一番
エンドレス登り・・・

ゆっくり移動している時こそ、なるべく足に負担をかけない様に1歩1歩丁寧に体を押し上げ登りました。

必死で登っていたら名前を呼ばれて、同じ会社の玉水さん。
武尊山山頂に居るよって言ってましたので玉水さんが居るって事は山頂?

山頂らしいです。
ホントの山頂は右手にコースを外れれば有るらしいのですが、行きたい気持ちを堪えて、「行ってきます!」とご挨拶。山頂をあとにしました。

ちょっと下ると「ヤマトタケルノミコト」の銅像があり、つい先日修復が終わったと開会式でお話がありました。
IMG_01572018年スカイビュートレイル120km

武尊山の下りも剣ヶ峰の下りのデジャブのような、走れない下りが続きました。
グチャグチャの沼も・・・
汚れないように、ゆっくりお上品に歩いてたら、泥沼をものともせずじゃぶじゃぶ走るヤツが!
スタートから宝台樹まで一緒だった天野さんだ。

行っちゃいましょうよ~って真っ赤なサロモンのシューズを泥まみれにして走り去っていった。
かっこいい!

一回入っちゃえば気にならない。
その後は天野さんの背中を追って沼はジャブジャブ下りはガンガン攻めて、攻め過ぎて脚はピヨッてA3ほたか牧場に到着。

A3ほたか牧場キャンプ場
47.1㎞ 
8時間01分 40位

13人もジャンプアップどこで抜いたっけ?
山頂に寄って行く人も居たからその時かな?

けんちん汁だったかな?
そのままが一番おいしいけど、塩追加で塩分補給。←超しょっぱかったケド塩分は大分チャージできる。でも・・・作っていただいた方にちょっと失礼かな?なんて思ったり・・・
トマト塩かけて2個。

アクエリアス、コーラ、ミルクティーを1杯づつのんでコーラを満タン補充。
おにぎり1個手に持って再スタート!

コーラをブシュ~!ブシュ~!とボトルからコーラを噴射させながらファミリーでにぎわったキャンプ場を突っ切ります。

忘れたころにブシュ~!

キャンプ場から林道に入る時にトレニックワールドでお会いした別府さん。
応援いただいた直後、前の選手について行ったらコースロスト。

別府さんに「ロスト!ロスト!」と教えて貰い助かりました。
前の選手にもスゲーお礼言われたのですが、自分も間違えたので(笑)

ここから林道を走ってスキー場に出た。
IMG_01632018年スカイビュートレイル120km

ホルン水上スキー場
ゲレンデの逆走だ。
IMG_01642018年スカイビュートレイル120km
IMG_01662018年スカイビュートレイル120km

もうゲレンデの登り方は確率した。
もっと速く楽に登れる登り方は、あとで開発しよう。
今回は押して!押して!で登って、周りよりチョット、ほんのチョットだけ速いペースで登れた。

登り切ってしまったら下りだ。下りの衝撃を考えたら登りの方が全然楽。
下りは無理。抜かれないように前に離されないペースで走るのが精一杯。

下ってきたら熊鈴禁止エリア。に到着。
冬ならば賑わっているであろうスキー場の建物の間を抜け旅館が立ち並ぶコースを抜け180度ターン後はロード登り。
あれ?このままロードの登りだっけ?って思ったら、やっぱりゲレンデだ。

押して!押して!登り切って。
登っている途中で女子選手に追いついた。
ハセツネサブ10ランナーの かおりさんだ。

登りが眠いらしい(笑)
下りになったチョ速、あっという間に差をつけられた。
ちょっとついて行ったけど、無理してもしょうがないから直ぐ諦めた。

A4片品高原スキー場に到着
59.5km 
9時間50分
37位 3人↑
先日の信越五岳100マイルで優勝した奥宮選手が迎えてくれた。

ここは音楽ガンガンでノリノリ良い雰囲気のエイドなのですが、
休むところが無いので落ち着かない(笑)
IMG_01672018年スカイビュートレイル120km

飲み物補充して軽く食べて再出発。

出て直ぐ一人の選手と仲良くなった。
静岡から来た山崎さん
なんか話しやすくてさわやかな好青年
去年は70で高成績
そして今年はハセツネに出場するそうです。

畑の農道みたいなところを走って鹿が出てくるかも!のビニールハウスの辺りを通ったかな?

一山登った。
どんな登りだった?

高低図見ると結構な登りだけど記憶に無い・・・

山崎さんにはこの区間では先に行かれてしまった。
しかしW2でかおりさんと山崎さんに追いついた。

着いた途端に2人とも山に入って行ってしまった。
ここからガッツリ登りがあるのでエネルギーを十分補給して再出発。

山に入る前に「あと半分ガンバレ!」と、おじさんに声援を貰って・・・も、そんなに元気は出なかった。

オグナほたかスキー場までの登りもしんどかった。
でも、登りで抜かれる事は無く捕まえる事の方が多かった。

一瞬フラットっぽくなっていよいよ、オグナほたかスキー場までのコンクリートの登りに出た!
ここはとても印象深い所、70kmでも苦しめられながらも、雰囲気がよかったので気持ち良かった。
しかし!周りも薄暗くなり始めていたので、ライトを点灯させずにオグナほたかスキー場に行けるかどうか微妙な所。

登り切ってここからの下りはホント最悪だった。
脚も大分疲れていて、とても走れる?いや、歩いてもキツイ下りだった。

コース案内のライトが明るく感じてきた。
砂利道に出たらもう少しだ!

ライト点灯させずに帰りたい一心で痛い脚を堪えて砂利道を下った。
途中スタートでご挨拶いただいたトレニックワールド100マイルを2回も完走している山本さんに追いついた。
こんな所で合うはずも無いのにどうしたのかと思ったら、体調不良との事、そしてオグナほたかスキー場でリタイアするとの話でした。

A5が見えてきた!

A5オグナほたかスキー場
75.5km 
12時間53分 36位
IMG_01692018年スカイビュートレイル120km

ギリPM6時前に到着する事ができた。
入ると山崎さんに笑顔で迎えられた。まだまだ元気そう。

自分の疲れは・・・全く余裕は無い。
椅子が空いて無く柱の脇でドロップバックを広げる。

頭が働かない。
今、次への準備をしたらいいのか?カレーを食べればいいのか?飲み物飲めばいいのか?

携帯を見ると電波が3本。
取りあえず無事半分まで来たことを報告するため電話をかけた。
娘が出て「あと半分がんばってね。」の応援を貰ってうれしかった。
時間はPM6時01分

そんな事してたら、かおりさんが元気に飛び出していった。
山崎さんもあとを追い出て行った。

自分はまだ無理。再出発への回復も気持ちの準備もできていない。

お湯をかけるインスタント麺を1つ、カレーを1つ、もらって食べた。
飲み物を補給した。

あとやる事は再スタートの準備・・・行くか・・・。

着替え
ここまで寒くならないと思ってファイントラックを着てなかったので着た。
シャツも着替えた。
バフも交換
ペルツのライトを装着
シューズをライカンからブシドーに履き替えた
これは正解。べつに良いかな?って思ってたけど、履き替えてみたら、さっっぱりして再スタートする気になった。

ポールの準備。ここからポールが使えるぜ!
吉村さんから人間は2本足ですよ。と言われ、使うの一瞬ためらいましたが、やっぱり使っちゃった(笑)
ゴールの時隠せばいいっしょ。

15分位の滞在だったかな?
ドロップバックを返して再出発。

フラッシュライトをつけ忘れた。立ち止まりそして点灯させてる時に気が付いた。
予備電池を追加で持つの忘れた!

急いでドロップバックを取りに行きましたが、すでにトラックへ積んだ後・・・
高校生達トラックの中から一生懸命探して来てくれました。ありがとう。

無事に予備電池を持てました。
ホント助かった。

オグナほたかスキー場ではこれ以外にも失敗がありました。
ワセリンを塗り忘れた。もう30km位から汗でワセリンが流れてしまっていたので塗ろう。塗ろうと思って忘れてしまった。


ここからは試走した後半戦。
長い登りは無いが最後のA7からゴール区間でペースを落とさない為にはこの先のA6、A7区間をどうセーブしながら距離を稼ぐかがカギとなる。
1回でも試走していて良かった。何となくこの先どうなってるかが分かっていたので、
走りの強度を調整する事ができて後半の大きな潰れを防げた気がする。

まずはA5→A6赤倉林道分岐を目指す。
ヘッドライトはペルツのミオ。明るさはなんか暗く感じた。
もう劣化かな?劣化で暗くなるの?
そんなに明る過ぎるのは好きじゃないので、その暗いライトを更に省エネモードで登りは登った。

ぶっつけ本番のポールは押し過ぎると肩や腕が痛くなるみたいな事聞いていたので、サポート程度で使いましたが・・・全然楽。

楽というか推進力として使えるので登りもスッス、スッス上がれる気がする。
だけど下りは邪魔。持って走るしかない。

オグナほたかスキー場での休憩で大分復活する事ができた。
ちょっとの登りも走れるし(無理して走らないけど)下りも走れる。

70kmの選手を拾う事が多かった。
120kmの選手は全然落ちてこない。
登りは我慢そしてここの下りはちょっと頑張った。下ればエイドがあるからね。

元気に下ってきてA6赤倉林道分岐
85km
14時間35分 
31位 5位↑

ここのウィダーは絶対飲む
濃厚ジェル飲むより全然楽に飲めるからね。
ここのエイドには爽健美茶があった!
アクエリは飲んだ方がいいけど甘ったるいし、コーラはやっぱり炭酸があった方がおいしいし、やっぱりお茶だよ。

爽健美茶をいただいた。
ボトルへの補給って、エイドボランティアの方がいるのに「自分でやります」って方結構居るよね。
お手を煩わせたくない。悪いから。みたいな気持ちで自分で入れてるんだと思うけど・・・入れて貰った方がうれしくない?元気出ない?

自分は進んで入れて貰っちゃう(笑)

だいぶ脚も疲れていて座るのもしんどいし、立上がるのはもっとしんどい。
梅干し入りのおかゆだったかな?半分位しか食べられなかった。
段々胃腸の元気も無くなって来ちゃった。

5分位の滞在で再出発

次は16km先のウォーターエイド
W3:樹恵理に向かう

下りは小さく丁寧に。
登りはポールの推進力で無理ない程度に。

途中で70kmと120kmの分岐がある。
高校生が夜の森の中で誘導してくれていた。
お疲れ様。ホントありがとう。

川沿いを走った。試走を思いだしちょっと楽しかった。
あ~試走の時、吉村さんに心配され「川よりますか?」って
迷わず寄った川岸はどこだっけ?なんて思い出しながら。

川場牧場までの登りは長かったな~
試走の時よりも長く感じちゃって下りが始まると牧場過ぎた?なんて思ったら、また登り。
その繰り返しだった。

川場牧場からの下りは長い長いロード。

ロードの衝撃が辛すぎて歩き→早歩き→ちょっと走って→歩き。
無理すれば走れない事も無かったけど、まだここはセーブと言い聞かせゆっくり、ゆっくり進んだ。
ここのラップタイム気になる。出場者中でもかなり遅かったと思う。
ここが一番つらかったかもしれない。

あっと言う間に3人に抜かれた。

樹恵理前に到着
101km
17時間12分
33位 2位↓

「よくここまで来たね!お疲れさん!」
肩をたたかれ振り向くとA1でもボランティアしてくれていた山岳会の○○さんが、こちらでもボランティアしてくれていました。

ちょっと、へばっていた所で楽しく話ができて確実に元気がでました。
次は最後のエイドA7太郎大日堂。距離は7km。
距離は短いが、大きく登って、激下り。

森に入って思い出した。
ここは試走の時に汲んだ沢の水が杉臭かった(笑)

あの時もきつかったケド、今回はポールのおかげで黙々と登れた。
グチャグチャ箇所もあり水没。。。

登りの後半でペースが落ちちゃって1人に抜かれた。で・・・下りが始まった。
やっぱり下りがダメ。
走れない。でも、走らないと進まない。ちょっと無理して走りました。
さっきの選手に追いついた?と思ったら違った。
お話したらロードの下りで飛ばし過ぎて脚が終わってしまったそうだ。

明日は我が身だった。やっぱりあそこで走らないで正解だったと確信した。
トレイルの下り、長い下りだったがロードよりはマシだったので、ここは稼がないと、と思いがんばって走った。でも最後のA7からの足を残さなければ・・・とずっと頭に合った。

1人追いついたと思ったらロードに出た!

硬いロードの下りを二人でA7までがんばって走った。

A7太郎大日堂に到着
108km
18時間33分
31位 2位↑
ラスボスに挑むためには、オグナほたかスキー場を出た時くらいに復活できればいいな?
なんて思いながらゆっくり休む気で入った。

ボトルは1本満タン、1本200cc位残ってる。
ここまで500じゃ足りないケド1000は大過ぎる。重い。
700位が丁度いいかも。

温かいそうめんホント美味しかった。
汁も絶妙の味加減で2杯かるく食べられた。

ここで、秘密兵器「ここでジョミ」ってエネルギー。
はちみつベースでベスパハイパー的なジェルで安いやつ。

ちょっと長めに滞在し少しでも回復させる。
10分は居なかったと思うけど結構休んだ。

そしてラスボスに挑む!

ロードちょっと走って・・・誘導される。
そうそうここを行くよね。道知ってる。つらいのも知ってる。

登りは無理しない。無理しちゃいけない。長いから!

林道進んで、ひたすら進んで、工事現場のぬかるみはグチャグチャ。
ジュボ!ジュボ!シューズとポールを泥から抜く度に嫌な音を立てる。

突然コンクリートの登りに出る。
ここを登り切ったら長い登りはとりあえず終わり。

W4:浅松山ウォーターエイドに到着
ライトの照度は切り替えるの面倒になって途中からMAXのままだった。
工事現場前でバッテリー低下の合図で一瞬消えたので、この先3時間位だけど最後まで持つか分からなかったし、暗闇で交換するより良いかと思ってエイドの照明をお借りして電池交換を行った。

その間3人以上に抜かれた。
ここから13kmのW5:雨乞山ウォーターエイドまではアップダウンの連続で距離が全然縮まらない区間。

看板は1km毎にゴールまでの残り距離を示している。
急な登り下りを繰り返し、走れる所もあり、がんばって走るが直ぐに急登が現れる。

急登やっつけて走っての繰り返しの13kmホント長い!
途中残り8kmくらいかな?
試走の時に獣の気配を感じたところは、音を立てて声を出して通過。

脚の限界は何度目か?
セーブして走って、走れなくなるの繰り返し。

早く雨乞山に行きたい。
あそこで夜景を見たら元気が出そうな気がしていた。
6km・・・5km・・・
ストック持ちながらでは下りずらい急な下り。
もう少し。

来た!雨乞山のあずま屋
試走で ぶっ潰れたベンチがもう懐かしく感じる。
夜景も想像通りきれいだった。
一休みして一瞬浸るとするか・・・なんて考えていたのは数秒前。
あずま屋を見た途端「完走できる!」とスイッチが入った。
あのキツかった試走より折れてない!立ち止まろうなんて全く考えず走りすぎた。

と、言っても脚の限界は来ていたので、最初はユル~くペースアップしていった。
腸脛靭帯もピキピキ来てたけど気合で脚を出した。

残り4km

試走では水切れを起こし熱中症になった所、今は飲み物のもあるし走れてる!

70kmの選手を拾う。その中に120kmの選手もちらほら。
長い!最後まで持つか分からないペースでガンガン下る。

残り3kmほどで、オグナほたかスキー場の先で元気に抜かされた選手に追いついた。
先に行かせてもらった。

しばらくついてくるのは分かったが、全然負ける気がしなかった。
ライトの光が届かないところまで千切ったあとは分からない。

あとは自分との勝負だと思った。
順位なんかどうでもいい。タイムもどうでもいい。
残りの2kmちょっと。
最後まで気合で走り切って自分に勝つか?それとも自分に負けて歩くか?

ホント脚も痛いし、疲れも限界。

まだか。この下りいつまで続くんだ。

よし!ロードに出た。あとは農道走って、ロード下るだけだ!って・・・ん?

突き当り右→
おい!右は登りだぞ。
ライトに向かって登ってみたら・・・トレイル!

は?またトレイル?しかも登り。

試走では潰れちゃって最後ショートカットしたんだ・・・

そんな事で気持ちは折れなかった。
うっすら会場の明かりが見える所まで来ている。
ここまで来たら。そんな事どーでもいい。もうすぐそこでゴールだ。

アドレナリンで疲れも痛みも麻痺してしまったのか、それほど感じなかった気がする。
高台からは橋が見えている。

ロードに出て70kmの選手を抜いた。
前に120kmの選手も見える。このペースなら全然抜ける。

でも、ここで抜いたらお互い気持ち良くないな。なんて考えてたら分岐。

どっちだ?
さっき抜いた70kmの選手が来るのを待って確認。

左に矢印があるの見逃してしまった。

見覚えのある景色にでてきた。
間違いない。あと数百mで、この長い旅は終わる。

ちゃんと歩道を走りって横断歩道を渡るよ。

最後の橋は何度 走っても良い!
「良かった!完走できる!やったー!ありがとう!」
ここで独り言っちゃうのは自分だけじゃないはず。
時間は4時前。暗いうちに帰ってこられた!

橋を抜けてゴールまで数十m
ゼッケンNOを呼ばれ広場のゲートまでの直進。先には吉村さんが待っていてくれたのが直ぐ分った。お待たせ!

腕を一杯広げてゴールテープを切った。最高のゴールだった。
IMG_02312018年スカイビュートレイル120km

120kmフィニッシュ川場村中央公園
129km
22時間45分
29位

吉村さんからは「凄い!凄い!」
2言目には「僕は昨日のうちに帰ってきましたケドね。」って吉村節が炸裂。

完走証貰って余韻に浸ってると、ラインの通知。
吉村さんがゴールの時の写真を撮ってくれました。
ありがとう。
IMG_0219スカイビュートレイル12102018

3時44分にゴール。
ゴールして2分後に写真を送ってくれて、3分後にはダメ出し!(笑)

おまけにラスト順位落としてないし!誤情報でダメ出しくらって散々です(笑)
これで満足せず、もっと頑張らないとな~と考えさせられます。
愛があるか分かりませんが、ダメ出しありがとうございます。

ホテルの熱々の風呂には入れずシャワーを浴びて表彰式の10時まで休み。
眠いのに寝られない!さっきまで走ってたからね。
アドレナリンが出ちゃって疲れてるのに眠れない。
目を閉じると、さっき走ってきたトレイルの下りが目に焼き付いて離れない。

そんな事してたら、日も出てきてアチ~!

吉村さんの表彰式に付き合って10時30分には帰りました~
帰りの車では腕や背中が痒くなりだして・・・
腕全体にブツブツが。

吉村さんも「どーしたんですか?」って言うほど。
乱猿「草ですよ。良くなるんです。」
吉「草なんかありました?」
乱猿「そんなに無かったですけど・・・あるっちゃありました」

家に帰ってきたら腕どころか、うなじ、背中、手のひら、足首
背中なんてきれいにザックの跡のようにブツブツが・・・

最初びびったけど、調べてみたら・・・「あせも」?
速攻ドラックストア行ってあせも専用の薬を買って塗ってみたら、小さい物は数分。
大きい物は30分位でかゆみもブツブツも小さくなり。

2時間位ですっかり良くなりました。
凄い即効性。
完全に草のかぶれと思っていたが思い出してみたら、草はそんなに無かった(笑)

上州武尊スカイビュートレイル120km
強度の観点から言ったら国内最強のレースと思っていましたので本当完走できて良かったです。
コースがキツ過ぎて「次出るか?」って聞かれても今は「出る」とは言えない(笑)
今までの大会で一番キツかったから!

エイドボランティア、コース整備ボランティア、コース誘導ボランディア、スイパー、その他たくさんの方々のおかげで120km迷いもせず安全に走る事ができた事、本当に感謝です。
楽し良いレースありがとうございました。
IMG_01852018年スカイビュートレイル120km
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プロフィール

乱猿

Author:乱猿
群馬県太田市在住で2017年で40歳
【走る事】【陸上競技】に 全く興味も
経験も無かったオッサンが2011年より
突然走る事に目覚め 更には
トレイルランニングにも手を出す始末。
ハセツネSUB12→SUB11を目標に日々トレーニング。

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