2017年8月9日(水) 奥多摩ラウンド

2017年8月9日(水) 奥多摩ラウンド

須永さんが休暇を取って雲取山へ行くそうだ。
行きたいな~なんて思っていた所、偶然にも上司より「今月休暇予定が入ってないからどこかに入れて!」との指示

これはGoodタイミングって事で、「明日休みま~す!」

ここまで行って来ます。

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須永さんは始発で奥多摩駅に来るそうなので朝6時52分に奥多摩駅集合となりました。

私は車で4時30分出発。
朝の通勤前なら下道で行っても2時間チョイで行けました。
車は奥多摩駅のタイムス。

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本日の気温は東京で38度予想でした。
いくら標高を上げても暑いと思って、上はファイントラックのみ
下はノースフェイス、シューズはブシドー。

ザックはキリアンザック
アクエリ2リットル(ペットボトル)←1.5ml消費
アクエリ500ml←全消費
水500ml←全消費
飲み物については七ツ石山前の水場で500ml補給
雲取山荘で1リットル補給
最終的には1リットルアクエリが残った

エネルギー
セブンのおにぎり2個←消費
一本満足(じゃない似たようなやつ)チョコ2本←消費。あと1本有っても良かった。
キットカット(丸のやつ)
ジェル←1本消費(4本持って行った)

節約補給で行ったからこんなもん。

あとはファーストエイドキット&ライト(予備電池)
ノースのウエストポーチをサブで装着
寒くなったら着るTシャツ

電車ってホント正確だね。
6時52分に須永さんと合流して荷物はサンバーへ

7時ピッタリに雲取山へスタート!

最初のロードから激坂・・・
まだまだ がんばる所じゃないのに2人してハーハーしてしまった。

まずは六ツ石山に向かいます。
ちなみに奥多摩駅は標高約330m
六ツ石山は約1478m
6.5km位で1000m以上登ります。

滝汗・・・



8時35分
長い長い登りも終わり 六ツ石山に到着!

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だいぶ標高を上げたけれど暑い~
小休止して再スタート!
一回下って登りかえして次は鷹巣ノ山(1736m)に向かいます。

ここでミス!
今回のルートはこの六ツ石山山頂はコースでは無かった。って言うのも、
山頂に登る前に「六ツ石山山頂行き」ルートと「鷹巣ノ山行き」ルートの分岐があって
数百mで山頂!って言われたら貧乏根性 登るでしょ!

登って今日初の山頂!って事でテンション上がってルート確認しないで気持ち良く登ってきたコースと違うコースを下ってしまった。
分岐まで来て あれ??
ルート違いに気が付いた・・・
標高150m以上下ってしまった。距離は1km位・・・

序盤からコースアウト!
下ってきたルートを登り返し~

気を取り直して鷹巣ノ巣山に向かいます。

勾配も少しゆるくはなったが基本登り・・・。



10時08分
鷹ノ巣山到着

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次に目指すは七ツ石手前の水場!

微妙なアップダウンを繰り返し水場に到着は1時間後



11時04分

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生水は飲んではダメ?
って言うけどキンキンに冷えたおいしそうな水があったら飲むでしょ!

すげ~うまい!下界は38度の猛暑にもかかわらず標高1700mの湧水は冷蔵庫から出したばかり?
いやそれ以上に冷たい気がした。

調子に乗ってゴクゴク飲んでジャブジャブ火照った体を冷やしてたら寒くなってきた。

十分冷えた(冷え切った。寒!)ので再スタート!



11時22分
七ツ石山に到着

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次はいよいよ雲取山に向かいます。

奥多摩小屋通過~

小雲取山手前の登りで女性に道を聞かれた。(女性は下り)
どうやら三条の湯に帰りたいらしい・・・

違う違う!
須永さんの分かりやすく、そして的確なコース説明で女性は納得。

まだ1.5km位のロストだったから良かった。
うちらに聞かなかったら、グングン下って戻ってくるの大変な事になっていたよ。
須永さん素晴らしい対応でした。

雲取山までずっと整備された登山道で気持ち良く上がって来れました。



12時14分
雲取山の避難小屋に到着~

で・・・
12時16分山頂到着!

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あいにく雲が厚く広がっていた為、富士山は見えませんでしたがいい景色でした。


ゆっくりもできません。
やっと半分。

ここからは秩父側に下ります。

12時40分
昼飯は雲取山荘で食べました。
雲取山荘では水がジャブジャブ出ていた。

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水量が多くて顔を洗ったりするの気持ち良かったけど七ツ石の湧水の方がキンキンに冷えていておいしかった。

おにぎり2個 
水を500ml消費→補給
飲み物はザックにアクエリ1リットル
ボトルに500ml 
水500mlで再スタート

ザックに入れて背負っているアクエリは普通の2リットルのペットボトル
形が四角いから当たりが強くて早々に500ml消費しつぶして背中への当たりを調整していた。
実は途中で気が付いていた。
ペットボトルからアクエリが漏れている事を・・・
汗じゃない液体がザックからポタポタしているからマサカとは思ったけれど、
上の方にピンポールの穴が空いていて漏れていた。

飲み物の量は十分足りていたので量の心配はありませんが、
常に少しずつ漏れるので気持ちが悪い・・・。

固いペットボトルは潰しちゃダメ!

13時00分
雲取山荘からちょっと下って埼玉県の大ダワって所で80歳のベテラン山屋さんに会いました。
少しお話させていただきましたが、これから私たちが向かうコースを完全に把握していてたくさんのアドバイスをいただきました。
エスケープルートまで(笑)
山を熟知している方はオーラがある。
80過ぎても元気だしパワー貰いました。

芋木ノドッケを通過しここから山の雰囲気が変わりました。
踏み跡も極端に薄くなりルート外れがない様にGPSで確認しながら進みます。

まるでジブリの世界!

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人間の手があまり入ってない自然な感じで朽ちた感じの木々、木にはビッシリの苔

でもちゃんと登山道。コースマップにも載っているしリサーチしたGPSの軌跡上でピッタリ合ってるし、しっかりした看板もあるし。

下り基調で気持ち良く下りました。

2km程下った所で前を走る須永さんが急停止!
「ヤバい!」

何が?と、須永さんの目線の先を見ると・・・

熊!

熊


真っ黒で2mを超える熊が2頭
そして小熊が1頭


熊との距離は15m


完全に気づかれていて、フーフー言いながら私たちを威嚇している。



ほんの1秒で色んな事を考えた。
・戦う
・速攻逃げる
・後ずさりで逃げる
・TVで言っていた「ザックを置いて逃げればクマはザックに気を取られてその間に逃げられる」なんて言ってたな~

その瞬間・・・




熊が向かってきた!

思わず「ワーッ」っと声を上げてしまった。
同時に須永さんと私は後ずさりで逃げる!



その声で熊は驚いたのか止まり逆方向に逃げて行きました。


熊が襲って来た事にビックリ!
ビックリした私の声に、熊はビックリ!



200m程来た道を登り返しその場から退避しました。


さて・・・

どぉするか・・・



恐怖で思考が働かない。


選択肢は2つ「進む」か「戻る」

戻る
・雲取山からは結構下って来てしまったので、登り返すのは体力、精神的に厳しい。
・ジブリの世界みたい~なんて言っていたが、あそここそ熊のテリトリーだった事に ここで気が付いた。戻っても安全では無い。

進む
・小熊を残して親熊は逃げて行った。また戻ってくるかも・・・
・熊が居なくても恐怖を味わったあの場所にもう一度行くのは勇気が必要。

戻ろう!行こう!やっぱり戻ろう!いや行こう。

全く決まらない。

結局現在地は、熊のテリトリーのど真ん中。戻っても進んでも危険。
どちらが正解か分からない。

何十分 話合ったか分かりませんが、「進む」事にしました。

とにかく熊に逃げて貰う為に大声で「くまさ~ん 通るよ~」
そして音楽を鳴らしながら、手を叩きながら進みました。

周りを見るとクマに荒らされた倒れ木が無数にある。

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「くまさ~ん!くまさ~ん!」

これじゃ熊を呼んでるみたい?

「こんにちは~!こんにちは~!」

これがしっくり来て1時間以上叫びながら走りました。



15時30分
熊エリアから無事脱出し西谷山で小休止

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標高も高いし下り基調なので涼しい。
風通しも良い所ですごく気持ちよかった。

次は天目山(三ツドッケ)、一杯水方向に向かう。


看板は結構前から見るが遠い~
疲れも出てきたり熊の事を考えたりで天目山までの記憶が薄い・・・



16時30分
天目山(1576.0m)到着

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その1km位前の見晴台の眺望が今日一良かったので天目山での景色は半減。

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この後「仙元峠」→「蕎麦粒山」→「百尋ノ滝」→「聖滝」→「川乗谷」からロードに出て奥多摩駅まで帰ろうと思ってました。


思ってました・・・


思ってたんですけど・・・予定より遅れてるし・・・暗くなっちゃうかも・・・一杯水からエスケープ!バスで帰ろう!


超下り基調でビンビン走って下って、調子に乗ってガンガン下る。

そんなに元気なら滝見に行けばいいじゃん!って結うほど2人共、元気一杯走り回る。
今日一番の下りダッシュも有ったし!

長い!下り長い!
調子に乗り過ぎてスピードダウン↓
もう下りは おなか一杯・・・


かなり下ってきていよいよ民家らしい家の脇まで来た。
ロードも目の前

その前に、この泥だらけの状況じゃバスに乗れません。
湧水でジャブジャブ足や手、顔を洗って最後の下り。

お~ロードに出た!
ロードを下ってたら・・・バスいるじゃん!

奥多摩 日原バス停にはバスが出発待ちの状態でした。

出発時刻は17時50分
現在の時間17時48分

あぶね~!ギリギリセーフ
コレ逃したら風呂無しで帰る事になる所だった~
乗車後間もなく出発~!イエ~イ!ラッキ~!
直ぐ暗くなり始めエスケープが正解だった。エスケープしたおかげでバスにも乗れたし、風呂にも入れる。
正解、正解、決して今日のチャレンジは失敗では無かったとと自分に言い聞かせバスに揺られ奥多摩駅に帰ってきました。


18時32分
風呂は「もえぎの湯」

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露天風呂と内湯の2つしかないので凄く混んでました。
洗い場も順番待ち

平日でも混んでますが、休日ともなると入場規制がかかるそうです。

風呂最高~
気持ちの良い風呂に入って今日の旅ランは終わりを迎えました・・・。



今回の奥多摩ラウンドですが、私はこれほど 「山」 のリアルを感じた事は無かったです。

誰かが熊に会った!なんて話なんか、どこか他人事、自分には関係無い?みたいな感じで聞いていた所があった。
実際に会ってみて、あれ程無力と言うか自分の対応能力の無さ、低さには考えさせられました。
そこから戻るか進むかの2択しかない選択肢・・・

道迷いについても

携帯のGPS頼み
携帯の予備電池なんかもちろん無し
地図?携帯に入ってるから
熊鈴忘れました
下調べ?そこは旅。行き当たりばったりで。
何時間位かかるの?さ~。

山についてもっと勉強するべきとホント思いました。
トレイルランニングは山を走れば良いってもんじゃない。

やはり山に入ったからには、環境の事、ハイカーさん、山屋さんとの共存
そして自然と向き合うの覚悟と準備が必要だと改めて感じました。

今回のチャレンジも準備不足は否めません。
失敗したからこそ走力なんかよりトレイルランと向き合う気持ち的な所で得た物が多い意義ある旅ランになりました。

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No title

なんとクマ!!

これはとんでもない経験ですね。できればお会いしたくない、、、
ご無事でよかった!!
プロフィール

乱猿

Author:乱猿
群馬県太田市在住で2017年で40歳
【走る事】【陸上競技】に 全く興味も
経験も無かったオッサンが2011年より
突然走る事に目覚め 更には
トレイルランニングにも手を出す始末。
ハセツネSUB12→SUB11を目標に日々トレーニング。

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